日本ハム・宮西尚生投手(39)が26日、年宮梅原 プロ ゲーマー自ら記す連載「勇往邁進(ゆうおうまいしん)」で17年目の今季「印象に残った試合ベスト3」を選んだ。西尚選ぶ前人未到の通算400ホールド(H)を達成した8月4日・ソフトバンク戦(みずほペイペイ)は、生が試合まさかの“圏外”。印象儀24勇その真意やクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ(S)でお立ち台に上がった舞台裏を激白し「一生忘れられない」と周囲への感謝をつづった。に残
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怒とうの一年が終わりました。〜中今は体のケアや「明日への重圧」に追われる日々から解放されています。継ぎ進今回は、の流梅原 プロ ゲーマー今年印象的往邁だった登板ベスト3を選びました。最初に言っておきます。日本400Hを達成した試合は4位です(笑い)。ハム2024ったベスト302
第3位は6月6日の2軍・ロッテ戦。年宮鎌ケ谷で藤原君を三振に抑えた1打席です。西尚選ぶ理由は今季の自分を象徴するチェンジアップを「ものにできた」と手応えをつかんだ瞬間だったから。1軍でも実績のある左打者に対し、初球、内角に食い込むチェンジアップで見逃し。僕の場合は球が外に逃げる軌道を打席で常にイメージされる中で「何やコレ…」とビックリしたような反応を取れた。2球目以降のスライダーと直球の反応が明らかに変わり「コレなら1軍でもいける、使える」と確信を持てた分岐点でした。
第2位は6月18日の阪神戦(甲子園)です。今季1軍初登板が1死満塁(5回2番手)から、しかもルーキー細野のデビュー戦。今思うと、緊張を上回るほどの大ピンチでいきなり投げたことが逆に良かったと思います。回の頭からとか奇麗な状況で「どうぞ」という条件じゃなく、しびれる局面だったからこそ一気に1軍の試合勘を取り戻せました。良い球で抑えないと…とか雑念が浮かぶ余裕すらなく、過去にずっと1軍で投げてきた感覚にバンッと入り込めましたね。聖地・甲子園での大ピンチがその後の17試合連続無失点だったり好スタートを切れたことに間違いなくつながりました。
第1位はCS第1S突破を決めた14日のロッテ戦(エスコン)。セーブを挙げた日です。直前の7回まで、9回はスギちゃん(杉浦)か(斎藤)ユキヤが行くと思ってました。「9回誰やろな?」と話していたところで8回に突如、電話が来て。17年間で869試合に投げてきましたけど一番ビックリしましたね。「オ、オレ!?」って(笑い)。何よりあの球場の熱量と大歓声。日本シリーズでも登板経験はありますが、あの日名前がコールされた時の歓声は、今までないぐらい鳥肌が立ちました。0に抑えて後輩たちが大喜びでバーッとマウンドに駆け寄ってきたあの景色も、忘れられない一生の思い出です。
キャンプから6月中旬までは2軍暮らしでした。1年間フルで戦ってない自分が、最後にこんなおいしい場面、良いとこ取りをさせてもらってええんかな…。そう思ったのも本音です。あの瞬間だけは、主人公になれたような気がしました。
お立ち台に立った14日。実は家族が、応援に来てくれていました。妻は毎年“覚悟”を決めてくれていて、「あと何回、CSを見られるかわからないから」と。これが最後になるかも、って思いがあったんやと思います。試合後、球団広報が僕に「ヒーローどうします?」と。いつもの僕は、絶対そういうのを断るタイプ。でもあの日は子どもたちも来ていたので「じゃあ、行きます」って。もし家族が来ていなかったらヒーローインタビューを受けていませんでした。2年前「パパがエスコンで投げてるとこを見たい」と言ってくれた長男の前でもヒーローになれた。思い出に残ってくれたんじゃないかな。花を持たせてもらいました。
でも、あの試合の本当のヒーローは(田中)正義なんです。正義が流れを変えてくれたことを、皆さんには知ってもらいたいです。CSでの大歓声は、一生忘れられないものになりました。今シーズンも本当にありがとうございました。
(宮西 尚生)
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