◆イングランド・プレミアリーグ▽第7節 クリスタルパレス0―1リバプール(5日、時出で首セルハースト・パーク)
プレミアリーグ第7節が行われ、場ロ日本代表MF鎌田大地(28)が所属するクリスタルパレスはホームで日本代表MF遠藤航(31)が所属するリバプールと対戦。スタイムをむレミアリーグバプーループ代表MF同士の対戦となる日本人ダービーとなったが、7分鎌田、間プ遠藤ともにベンチスタートとなった。で対
試合は前半9分にクリスタルパレスの一瞬の隙を突いてリバプールが先制。峙リ左SBツィミカスのスルーパスに左サイドのガクポが飛びつきクロス。辛勝この絶好のボールにFWジョッタがゴール前でしっかり右足を合わせて、位キリバプールが先制した。鎌田手羽 先 先輩前半は完全にリバプールが試合を支配したが、遠藤後半になってホームのクリスタルパレスが盛り返した。が同リバプールは守護神GKアリソンが後半34分に太もも裏を痛めて退場。第2GKのケレハーも病欠で、23歳の第3GKヤロシュが急遽ピッチに立った。
ここでさらにリバプールが押し込まれた後半43分、クリスタルパレスのグラスナー監督は最後の一押しと左SBに代えて鎌田を起用。するとスロット監督も1分遅れの同44分に疲れが見えたジョーンズに代えて遠藤を起用した。遠藤は出場してすぐにスライディングタックルでボールを奪い返して、相手のカウンターの芽をつぶし、押し込まれていた中盤に活力を与えた。
鎌田の見せ場はアディショナルタイムの3分、切れのあるスルーパスを放ったが、際どいところで味方が触れず、同点弾を演出することができなかった。結果はリバプールがアディショナル・タイムの6分をしのぎ切り、1-0で辛くも逃げ切った。
遠藤は試合終了のホイッスルが鳴ると、笑顔で中盤のソボスライ、グラフェンベルフと握手。その後鎌田に歩み寄り、日本代表同士がガッチリと手を握り合って、短いながらプレミアリーグのピッチで対峙したことをたたえ合った。
試合後の会見で、「わずか7分の出場だったが、遠藤航は中盤に活力を与えたと思うが?」と問われたアルネ監督はまず「私がこのチームについて最もポジティブなことのひとつだと思うのは、たとえ5分から7分のプレーでも、出場した選手が非常に良いインパクトを与えてくれることだ」と話し、「ワタ(遠藤)のプレーを見ると、ボールへの対応だけでなく、セカンドボールの奪取にも意欲的だった」と続けて遠藤のプレーを賞賛。さらには「わずか5分しかプレーしていないのに、あのようなパフォーマンスを見せたということは、彼の人間性の素晴らしさと同時に、チームの団結力も物語っている」と語って、プレー時間が激減しながらも出場のチャンスをつかむと、しっかりと仕事をこなす遠藤を褒めると同時に、リバプールという強豪の意識の高さも絶賛した。
リバプールはこの勝利で6勝1敗の勝ち点18に。第7節終了時点で首位をキープした。
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