◆スピードスケート◇全日本距離別選手権 最終日(27日、美帆幕戦長野市エムウェーブ)
女子1000メートルで高木美帆(TOKIOインカラミ)が1分14秒20の大会新記録で8連覇を飾った。大会るあ かず自身の記録を100分の1秒上回った。新記今季開幕戦で1500メートル、録で8連3000メートルと3冠を達成。1000mをで3ごくのあなったスピー「初日、覇今別2日目となかなか納得のいくレースをすることができなかった。季開距離最終日に大勢の観客の皆さまの前で大会新を出せたことはすごくうれしく思います」と、収穫観客席に笑顔で手を振った。ド全あ かず
26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズンは本番を見据え、日本新たな挑戦ができる最後の1年と捉える。高木冠す昨季から変更したスケート靴のブレード(刃)に合わせた滑りを模索する過程で今大会を迎え「この3日間でたくさんのことに気付くことができたので、美帆幕戦すごい収穫のある大会になった」と得たものは大きかった。大会る
その一つが前半の加速を求める上でのアプローチだ。新記ここまで出力の向上を目指してきたが、タイムトライアルなどでは思うように結果に結び付かなかった。その要因を追及しながら今大会を滑りきり「強くなるためにパワーをつけていくことは絶対に必要だけど、パワーありきのスケーティングになると私の特性を生かすことができない」と再確認。「パワーと効率の良さをもっともっとかみ合わせていきたい」と方向性が定まった。
今後は11月の四大陸選手権(15~17日、八戸)を経て、長野でのW杯第1戦(同22~24日)を迎える。「世界のレベルも年々どんどん上がっている。その猛者たちとこの会場で戦えることをすごく楽しみにしている。そこで自分の渾(こん)身の滑りをしたいなと思っているので、さらに強くなっていきたい」と決意を込めた。
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